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歯と顎の骨と骨粗鬆症との関係について

歯と顎の骨と骨粗鬆症との関係について

歯と顎の骨と骨粗鬆症との関係について私たちの体を支えている骨は、支持組織としての機能を果たしているだけではなく生命に必要なカルシウムやリンの貯蔵庫として重要な役割を演じています。カルシウムは神経系の伝達、血液凝固、筋肉の収縮、細胞内の調節などを行い、これらが常に働くように骨の代謝により体液のカルシウム量は一定に保たれています。

通常、骨密度やカルシウムは25歳くらいまで増え続けますが、40歳代以降は減少していきます。さらに女性は閉経後、骨を強くするホルモンであるエストロゲンの分泌がなくなるため、骨のカルシウム量が減り密度が薄くなります。このため骨に穴が開きスポンジ状になります。これが骨粗鬆症です。骨が極端に弱くなり、骨折を起こしやすくなったり、腰が曲がったり、寝たきりになることもあります。

これを予防するためには、必要な栄養素を摂取する健康な食事と、骨に適度な負担をかける運動が重要です。骨を強化する栄養素はビタミンD、カルシウム、マグネシウム、大豆などです。このような食物を効率的に摂取するためにも、自分の歯でよく噛むことが必要になります。骨粗鬆症は顎の骨にも起こりますが、歯があり十分に噛めている間は骨が強化されますので危険性が少なくなります。

そのことからも老後を健康で過ごすためには歯があることが大きいことがわかります。

2013-12-18 10:45:53

コラム

 
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