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歯周病の自覚症状について

歯周病の自覚症状について

歯周病の自覚症状について歯周病の初期である歯肉炎には自覚症状がほとんどないか、あってもごく軽微なものです。ですから歯周病はサイレントディジーズ(静かなる病気)ともいわれています。しかしながら、その状態を放置しておくことによって歯肉炎から歯周病へと進行し、その結果様々な症状が出てきます。 

具体的には

1.歯磨きで歯肉から出血がある。
2.口臭がある(人からいわれたことがある)。
3.歯の間に食べ物が挟まりやすい。
4.起床時に口の中がネバついて不快である。
5.歯肉がムズがゆいときがある。
6.歯が浮いた感じがする。
7.歯肉が充血して赤い、腫れている、痛みがある。
8.歯肉を押すと血や白く臭い膿がでる。
9.歯が以前よりも長くなったような気がする。
10.冷たいものでよく歯がしみる。
11.歯がグラグラ動く感じがする。

このように歯全体を一つの器官と考えて治療することを一口腔単位で治療するといいます。当院ではこの考えに基づいて治療を行っておりますので、是非とも歯の治療を受けるときには、一生自分の歯で食べられるようにこの一口腔単位での治療をうけることをおすすめしています。

この中でもおそらく皆さんにとって一番困った症状は歯がグラグラしてきて物がたべられなくなることでしょう。歯周病は歯を支えている歯槽骨が破壊されていく病気ですから、進行すると支えている骨が溶けてしまい、歯を支えることができなくなります。

上記のような症状に心当たりのある場合は、できるだけはやくかかりつけの先生にご相談しましょう。何よりも早期発見早期治療が最も大切です。

2013-12-18 10:53:44

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