一般的に口臭の原因には大きく3つあります。
生理的口臭 病的口臭 心因性口臭
です。
生理的口臭は病気ではありません。病的口臭の多くは口の中の病気(虫歯や歯周病)によって発生することが多いです。心因的口臭は実際には口臭がないにもかかわらず、自分では口臭がひどいと悩んでしまう心理的なものです。 「こどもの口が臭い」と訴えるお母さんは少なくありませんが、実際にはそれほどの口臭ではないことも多いのです。 成人の口臭は歯周病が原因のことが非常に多いのですが、幼児では歯周炎を疑うことはまずありえません。 口臭の診断には、どんなときに口臭を感じるのかという事が大切です。例えば起床時であればあまり気にする必要はないと思います。この場合は寝る前のブラッシングを丁寧にやってみてください。眠っている間は唾液の量が少なくなるため、口の中の細菌が食べかすなどを分解した産物がたまりやすいのです。これは口で息をする癖のある子どもの口臭も同じ理由です。
口臭のほとんどはこの理由ですが、穴のあいたような虫歯が放置されている場合には起床時だけではなく口臭が発生するのでチェックしてみてください。
2013-12-18 11:32:29
コラム